マンゴーは、南国を代表する果物として日本でも高い人気を誇ります。とろけるような果肉と濃厚な甘みは、まさに“果実の王様”。日本国内でも様々な品種が栽培されており、品種ごとに味わいや香り、果肉の色などに違いがあります。この記事では、代表的なマンゴーの品種や旬の時期、産地情報をまとめてご紹介します。
Contents
マンゴーの主な栄養価と健康効果
マンゴーは見た目の美しさや味わいだけでなく、栄養価も非常に優れています。代表的な栄養素には以下のようなものがあります。
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βカロテン:強い抗酸化作用があり、体内でビタミンAに変換され、視力維持や美肌効果に役立ちます。
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ビタミンC:免疫力アップやシミ予防に効果的。
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食物繊維:便秘解消や腸内環境の改善に寄与。
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葉酸:妊娠期の女性にも大切な栄養素で、貧血予防にも効果あり。
100gあたり約65kcalと、比較的ヘルシーで美容や健康に関心の高い人にもおすすめの果物です。
日本で人気のマンゴー品種一覧と特徴
日本国内でよく流通している、または国産として生産されている代表的なマンゴーの品種を紹介します。
1. アップルマンゴー(アーウィン種)
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特徴:皮が赤く染まり、果肉はオレンジ色でとてもジューシー。
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味わい:甘みが非常に強く、酸味は控えめ。とろけるような食感。
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主な産地:沖縄県、宮崎県、鹿児島県など。
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旬の時期:6〜8月
アップルのような赤い外皮が特徴で、日本の高級フルーツギフトとしても人気です。
2. ペリカンマンゴー(カラバオ種)
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特徴:細長く、やや平べったい形状。黄色い皮と鮮やかな果肉。
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味わい:濃厚な甘みと爽やかな酸味のバランスが良い。
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主な産地:フィリピン(輸入品)
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旬の時期:3〜6月(輸入時期)
価格も手頃で、スーパーなどでよく見かける輸入マンゴーの代表格です。
3. キーツマンゴー
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特徴:緑色のまま完熟する珍しい品種。果実は大きく1kg以上になることも。
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味わい:繊維質が少なく、クリーミーで濃厚な甘み。
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主な産地:沖縄県など
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旬の時期:8月〜9月
知名度は低いものの、マンゴー通の間で人気の品種です。
4. ナンドクマイ(タイ産)
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特徴:細長い形状で黄色く、香りが豊か。
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味わい:酸味が少なく、なめらかな甘みが特徴。
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主な産地:タイ
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旬の時期:3〜6月
アジア料理やスイーツにもよく使われる品種です。
マンゴーの旬と主な産地
マンゴーの旬は、品種と産地によって大きく異なります。以下に国内外の代表的な産地と旬の時期をまとめます。
産地 |
主な品種 |
旬の時期 |
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宮崎県 |
アーウィン |
6月〜8月 |
沖縄県 |
キーツ、アーウィン |
6月〜9月 |
フィリピン |
カラバオ |
3月〜6月 |
タイ |
ナンドクマイ |
3月〜6月 |
メキシコ |
トミーアトキンス |
4月〜7月 |
国産は初夏〜晩夏にかけてが旬ですが、輸入マンゴーを活用すれば1年中楽しめます。
マンゴーのおいしい食べ方と保存方法
美味しい食べ方
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冷やしてから食べる:完熟したマンゴーは、冷蔵庫で1〜2時間冷やすと甘みと香りが際立ちます。
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切り方のコツ:中央の大きな種を避けるように、縦に3枚にカットし、格子状に切り目を入れてスプーンですくうのが一般的です。
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アレンジレシピ:スムージー、マンゴープリン、ヨーグルト添え、サラダに加えるのもおすすめ。
保存方法
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追熟中(未完熟):常温で保存。香りが強くなり、表皮にシワが出てきたら食べ頃。
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完熟後:冷蔵庫の野菜室で保存。できれば2〜3日以内に食べ切りましょう。
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冷凍保存:皮を剥いてカットし、冷凍しておけばスムージーなどに活用可能です。
まとめ|マンゴーをもっと楽しもう!
マンゴーは、品種によって驚くほど味や香りに違いがあり、知れば知るほど奥深い果物です。旬の時期や産地を把握することで、より美味しいマンゴーを選ぶことができます。また、健康効果も高く、美容や疲労回復にも役立つ点も魅力的。
季節の贈り物や特別な日のデザートとしてはもちろん、日常的なフルーツ習慣にもぴったりのマンゴー。ぜひ、さまざまな品種を味わい比べて、お気に入りを見つけてみてください。
マンゴーだけじゃなくてぜひフルーツカレンダーもご覧ください👇

ともよです。FruitsGalleryおよびLifeCurateの代表です。これといった趣味はないですが、フルーツを食べるのが大好きです。大田市場と世田谷市場のフルーツエリアによく出現します。