旬のフルーツは、栄養価が高く、他の時期より新鮮でおいしさが格段に違います。旬の時期に自然の力で育つからこそ、果物本来の甘みや風味を最大限に楽しむことができます。

また、旬の時期は農薬や化学肥料の使用を最小限に抑えられるタイミングでもあります。自然のリズムとともに育ったフルーツは、体にも環境にもやさしい選択肢なのです。

この記事では、各季節の代表的なフルーツとその特徴、品種、産地などを詳しく紹介していきます。ぜひ、自分や大切な人のために旬の果物を選ぶ参考にしてみてください。

各季節の旬のフルーツを知って、存分に堪能しましょう！（当記事は、半分は筆者の備忘録として作成しています。お付き合いください。）

✔️ 旬が丸わかり！フルーツカレンダー

四季折々の果物を知っていれば、季節の楽しみがより豊かになります。ここでは春夏秋冬の主な旬フルーツと、その魅力を紹介します。

さらに詳しく知りたい方は、千疋屋総本店が掲載してるフルーツカレンダーも見てみてくださいね！

（FruitsGalleryが提供する各フルーツ記事もぜひご覧ください。）

✔️ 季節ごとの旬なフルーツ

【春（3月～5月）】主なフルーツの種類と特徴

🍓いちご

いちごは、早いものだと11月頃から出はじめ、旬の最盛期となるのは2月～4月頃です。多様な品種が栽培されており、人気をけん引する有名ブランドの福岡産「あまおう」をはじめ、静岡産「紅ほっぺ」・栃木産「とちおとめ」・熊本県産「ゆうべに」「恋みのり」・佐賀県産「さがほのか」などが有名で、それぞれ違った美味しさを楽しめます。

いちごについての詳しい内容はこちらをぜひご覧ください。

【いちご 図鑑】旬や産地は？含まれる栄養素や保存方法、人気の品種を徹底解説

🥝キウイ

キウイフルーツの旬は12月～4月頃で、冬から春にかけてが最も美味しい時期です。甘みと酸味のバランスが絶妙で、ビタミンCや食物繊維、カリウムなど栄養価が非常に高いのも特徴です。

日本では「ヘイワード」や「香緑（こうりょく）」「東京ゴールド」など多様な品種が栽培されており、産地によって味わいも異なります。グリーンキウイはさっぱりとした酸味、ゴールドキウイは濃厚な甘さが楽しめます。

キウイについての詳しい内容はこちらをぜひご覧ください。

【キウイ 図鑑】品種と旬の時期｜ゼスプリ・レインボーレッドの違いも徹底解説

【夏（6月～8月）】主なフルーツの種類と特徴

🍒さくらんぼ

さくらんぼの旬は6月〜7月上旬で、甘酸っぱくて瑞々しい果実は、日本では山形県産の「佐藤錦」や「紅秀峰」などが有名です。

贈答用にも重宝されるさくらんぼは、粒の大きさや色の鮮やかさ、糖度の高さで品質が評価されます。生食はもちろん、スイーツのトッピングにも人気です。

さくらんぼについての詳しい内容はこちらをぜひご覧ください。

【さくらんぼ 図鑑】品種と旬｜佐藤錦・紅秀峰・産地ごとの違い

🫐ブルーベリー

スーパーでは1年を通してブルーベリーを見かけるようになりましたが、一般的な旬は夏です。ジャムなどの加工品としてのイメージが強いですが、生食でも食べることができます。

また、ブルーベリーは品種数が多く、日本にある品種だけでも100種を超えると言われています。5月～6月に薄ピンク色の花を咲かせて、7月～8月に果実を実らせます。

ブルーベリーについての詳しい内容はこちらをぜひご覧ください。

【ブルーベリー図鑑】品種・栄養・旬・育て方・保存方法までまるごと解説

🍉スイカ

すいかの旬は7月〜8月。水分が豊富で、夏の暑さを和らげる清涼感あふれる果物です。赤く熟した果肉とシャリっとした食感、そしてほんのりとした甘みが特徴です。

山形県産「尾花沢すいか」や鳥取県産「大栄すいか」など、地域ごとのブランドも人気です。

スイカについての詳しい内容はこちらをぜひご覧ください。

【スイカ 図鑑】品種・栄養・選び方・旬の時期まで徹底解説！

🍈メロン

メロンの旬は6月〜7月。果肉がとろけるようにやわらかく、上品な甘さと芳醇な香りが特徴です。

「夕張メロン（北海道）」や「クラウンメロン（静岡県）」などの高級ブランドメロンは、贈り物としても人気が高いです。また、果汁がたっぷりで、冷やして食べると夏の暑さも和らぎます。

メロンについての詳しい内容はこちらをぜひご覧ください。

【メロン 図鑑】旬や産地は？含まれている栄養素や人気の品種、選び方を徹底解説

🥭マンゴー

マンゴーの旬は5月〜7月頃。トロピカルフルーツの代表で、濃厚な甘さと滑らかな口当たりが魅力です。

「アップルマンゴー（宮崎産）」や「アーウィン種（沖縄産）」など、国産マンゴーも品質が高く人気があります。そのまま食べるのはもちろん、スムージーやデザートにもぴったりです。

マンゴーについての詳しい内容はこちらをぜひご覧ください。

【マンゴー 図鑑】人気品種の特徴と旬・産地まとめ｜アップルマンゴーや他品種との違いとは？

🍌バナナ

バナナは通年出回っている果物ですが、国内産は初夏〜夏が最盛期です。

栄養価が高く、エネルギー補給に優れているため朝食やスポーツ時にもおすすめです。鹿児島県や沖縄県で栽培される国産バナナは希少で、甘みやコクがより強いとされています。

【バナナ 図鑑】品種・栄養・産地をまるごと解説｜甘さや風味の違いもチェック

🍍パイナップル

パイナップルの旬は5月〜8月。酸味と甘みのバランスがよく、果肉はジューシーで爽やかなのが特徴です。

沖縄県産の「スナックパイン」や「ピーチパイン」は芯まで柔らかく食べられます。生食はもちろん、焼き料理やドリンクにも使われる万能な夏フルーツです。

🍑桃

桃の旬は7月中旬〜8月中旬。やわらかな果肉と豊かな香りが特徴で、上品な甘みが口いっぱいに広がります。

山梨県や福島県などが主な産地で、「白鳳」「あかつき」「川中島白桃」などの品種が知られています。贈答用の高級品としても高い人気を誇ります。

【桃 図鑑】人気品種10選｜白桃と黄桃・旬と産地の違いとは？

【秋（9月～11月）】主なフルーツの種類と特徴

🍐梨

梨の旬は8月中旬〜10月頃。水分が非常に多く、シャキシャキとした食感が魅力です。

さっぱりとした甘さとみずみずしさで、暑さが残る初秋にぴったりの果物です。「幸水」「豊水」「南水」「二十世紀」などの品種があり、それぞれ甘さや酸味に個性があります。

🍎りんご

りんごの旬は10月〜12月で、保存性が高いため冬場も美味しくいただけます。

「ふじ」「サンふじ」「つがる」「王林」「紅玉」など、日本各地で多様な品種が栽培されており、シャキッとした食感と爽やかな甘さ・香りが特徴。生食はもちろん、焼き菓子やジュースなどにも重宝されます。

🍇ぶどう

ぶどうの旬は8月〜10月で、秋の味覚の代表格です。大粒で皮ごと食べられる「シャインマスカット」や濃厚な甘さの「巨峰」、上品な酸味がある「ピオーネ」など、品種も豊富です。

贈答用としての人気も高く、近年では種なし・皮ごと食べられるタイプが主流になりつつあります。

ぶどうについての詳しい内容はこちらをぜひご覧ください。

【ぶどう 図鑑】旬や産地は？栄養素や人気の品種、美味しいぶどうの選び方

【冬（12月～2月）】主なフルーツの種類と特徴

🍋レモン

レモンの旬は11月〜3月。酸味が強くさわやかな香りが特徴で、料理やスイーツ、ドリンクに幅広く使われます。

国産レモンは輸入品に比べて皮がやわらかく、農薬使用量が少ないこともあり、皮ごと使える点が人気です。広島県や愛媛県、和歌山県などが主な産地です。

🍊みかん

みかんの旬は11月〜1月。甘くてジューシーで、子どもから大人まで幅広く愛されています。

手で簡単にむけて種も少なく、手軽に食べられるのも魅力。「温州みかん」が主流で、産地によって「有田みかん（和歌山）」「愛媛みかん」など、味の違いを楽しめます。

✔️ “お得に”旬のフルーツを楽しんでみたい人必見「フルーツ定期便」

毎月のように旬の果物を買いに行くのは大変ですよね。そんな方にぴったりなのが「フルーツ定期便」です。これは、季節ごとに旬を迎えたフルーツが自宅に届くサービスで、定期的に新鮮な果物を楽しみたい人にとってはおすすめの選択肢です。

全国各地の農家や専門業者が提供しており、地域の旬をダイレクトに感じられるのが魅力です。たとえば、春はいちごやキウイ、夏は桃やすいか、秋はぶどうや梨、冬はみかんやりんごと、季節の移ろいと共にフルーツを味わえます。

さらに、スーパーでは手に入らない珍しい品種や完熟で届く果物が多く、自分へのご褒美としてはもちろん、ギフトとしても喜ばれています。価格帯もさまざまで、月4,000円台から始められるプランもあります。

忙しい日常の中でも、季節を感じるひとときを取り入れたい。そんな方にこそ、「フルーツ定期便」はおすすめです。

おすすめの定期便はこちら👇

【Seika】食べごろフルーツ定期便

破格の4,000円台から、毎月フルーツを楽しむことができます！

【吉岡青果】季節の果物 詰め合わせ フルーツセット ふるさと納税

ふるさと納税にもなるので、一石二鳥！

✔️ まとめ

まずはざっくりフルーツまるわかり記事でした。季節ごとのフルーツを楽しむことは、日々の生活へ余白を与えてくれます。

・大切な家族へのデザートに
・贈り物に
・自分へのご褒美に

共にフルーツを楽しみましょう。ぜひ参考にしてみてください！